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教員インタビュー・ゼミ紹介
金子 充 准教授担当科目:ソーシャルワーク演習 Ⅳ / 公的扶助論 ほか金子先生の人柄があふれる、明るく和やかなゼミ風景。ここで、取り組んでいるテーマは、今の日本が抱える貧困や格差に対する支援と政策課題です。教室での授業と実習で得た経験をディスカッションしながら、これからの支援制度について学んでいます。

ゼミの内容について教えてください。

このゼミの専門は、生活困窮者に対する支援と政策課題です。
昨年度、「ソーシャルワーク実習」として、福祉事務所(行政機関)、病院、児童養護施設、児童相談所、NPO、社会福祉協議会、そして高齢者施設や障害者施設などで1ヶ月間の配属実習をしてきました。
私のゼミ生の多くは、福祉事務所や、生活保護受給者・精神障害者が暮らすグループホームや施設において日常生活支援の現場を体験してきました。実習内容はさまざまですが、これらの実習先では、相談支援業務の見学や面接の同席、利用者のアセスメントや支援計画づくり、関連施設・機関への同行訪問などを中心におこなうのが特徴です。

本年度のゼミでは、7月に行われる実習成果報告会へ向けて、昨年度の現場実習で体験した成果を発表するための準備やディスカッションを行っています。
実習成果報告会とは、昨年度実習を終えた現4年生全員が発表者となる1年に1回のイベントです。司会進行や広報も学生が主導し、今後実習を希望する2年生と3年生が参加するとともに実習を指導してくださった施設のスタッフを招きます。ゼミ対抗のような雰囲気もあるイベントなので、金子ゼミも団結して取り組んでいます。

このゼミには、どのような学生がいますか。

生活困窮者支援を行う各種機関・施設等(NPO、ホームレス支援団体、生活保護受給者の宿泊所、生活保護の救護・更生施設、福祉事務所)の実践に関心を持ち、貧困・格差問題に強い問題意識を持っている学生が多くいます。また、高齢者福祉や障害者福祉といった領域を限定してアプローチせず、地域で総合的な相談や支援を幅広く展開する「ジェネラル・ソーシャルワーク」に関心のある学生も多くいます。

ゼミ生の進路について教えてください。

地方自治体(市・県)の公務員(ケースワーカー、児童相談所職員等)をめざす学生が多くいますが、過去には、保護観察所(法務省)職員、救護・更生施設職員、ホームレス支援を行うNPO職員、低所得者に学習支援・就労支援を行う団体職員などとして就職していった卒業生がいます。また、他のゼミよりも一般企業(サービス業、保険会社等)への就職者も多いかもしれません。

社会福祉学科をめざしている受験生へメッセージをお願いします。

日本は今、大変な「格差社会」となり、貧困問題は身近なものとなっています。失業したり、引きこもったり、精神疾患や病気になったりすると私たちはただちに収入を失い「貧困」に陥り、「生活困窮」の状態となります。こうした貧困や格差を生み出す社会の仕組みに対して問題意識を持っている方や、貧困を経験している当事者に寄り添って何かしたい方は、ぜひ私たちのゼミで一緒に勉強し、支援の現場に足を運びましょう。


福祉や教育の仕事では“当事者目線”に立つこと、そして“上から目線”のパターナリズムを廃して当事者と向き合うことが大事です。すべての人たちに尊厳や個性があることを理解しリスペクトする姿勢を示す、あるいはそのような倫理観を身に付けるというのは福祉や教育に携わる者にとって基本中の基本。そのような姿勢や倫理観をもって卒業後の社会で多様な人間に臆せず接することができれば、きっと自分の成長や生きる環境の改善につながると思います」 (金子 充)


貧困や格差を生み出す社会の仕組みへの問題意識。
貧困を経験している当事者に、寄り添って、何かしたい気持ち。
その思いを学びにつなげて、支援への一歩を踏み出そう。


福祉や教育の仕事に関わる専門職は、当事者との信頼関係を作ることが大切。 問題は深刻ですが、私たちのゼミはユーモアがあり、笑顔あふれる穏やかなゼミです。 一緒に勉強しましょう。

金子 充



福祉を意識し始めた大きなきっかけは、入院中の祖父の手伝いをした際にかけてもらった「ありがとう」の言葉。うれしさとやりがいを感じ、福祉を学びたいと考え始めました。

ゼミで学んでいることについて教えてください。

貧困問題とその解決のための制度・サービスに関心を持ち、勉強しています。
これまでの学びの中で最も印象に残っているものは3年の時に行った「ソーシャルワーク実習」です。私は生活保護受給者や刑務所出所者等を支援するNPO法人にお世話になったのですが、机上では学ぶことのできない緊迫した現場の空気をたくさん味わいました。そして何より、社会福祉士としての姿勢や倫理観を自分なりに見つけることができたことに自身の大きな成長を感じました。
今は、7月の実習成果報告会に向けて、昨年度の「ソーシャルワーク実習」で得たことを発表する準備をしています。

立正大学社会学部を志望した理由を教えてください。

立正大学は、4年間のカリキュラムの中で、社会福祉の法制度だけでなく実習などを通して社会福祉士の持つべき倫理、理念、スキルを学ぶことができる点と、4年次に充実した社会福祉士の国家試験対策講座を受講することができる点が魅力的だと感じ、志望しました。

金子ゼミを選んだ理由を教えてください。

金子先生については2年生の講義科目を履修したことで知りました。貧困や生活保護、更生保護の問題に興味を持っていたことから、金子ゼミを希望しました。

将来の進路について教えてください。

多くの住民の暮らしの役に立ちたい、地域から貧困をなくしたい等の思いから地方自治体の福祉職をめざしています。また、それと平行して自身のソーシャルワーカーとしてのスキルアップと、住民の方から信頼される支援ができるようになるために社会福祉士となることが必須だと考えています。複雑多様化するニーズを一つひとつ解きほぐし、すべての人が福祉的に満ちて暮らすことができる社会を実現することが現在の私の夢です。

社会福祉学部をめざしている受験生へメッセージをお願いします。

福祉という分野は「誰かの役に立ちたい」「人を笑顔にしたい」という思いがあれば誰でも花開く分野だと考えています。大事なのは、熱意や問題意識だと思います。
私の考える福祉の一番の魅力は、答えのないところです。そして、自分にとって「福祉とは何か」「支援とは何か」「どこまで支援すべきなのか」を学びながら考えることのできる場が大学であると思います。
いつの日か、みなさんと大学あるいは福祉の現場でお会いする日を楽しみにしております。

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